ロンドン賃貸の退去時のルール
Japan Sales & Lettings Agency Ltd
1986年創業、ロンドン専門の日英バイリンガル不動産エージェント。日本人駐在員のお住まい探しと物件管理を長年サポート。
この記事では「ロンドン賃貸の退去時に何をすべきか」という疑問にお答えします。結論から言うと、①2ヶ月前の退去通知 ②清掃・原状回復 ③メーター読み取りと各種解約 ④郵便転送 ⑤check-out立ち会い ⑥鍵返却の手順を踏むことで、デポジット返金トラブルを避けられます。
JSLAは1986年創業のロンドン専門の日英バイリンガル不動産エージェントです。本記事では契約書とRRA 2026の規定に沿った退去時のルールを整理します。
退去通知と退去前準備
退去通知(notice to quit): RRA施行後の標準契約では、テナントは2ヶ月前通知で退去可能です。書面(メールでも可)で大家・エージェントに通知し、退去日を確定させます。通知期間中も家賃支払い義務は継続します。契約期間の考え方はロンドンの賃貸契約期間はどれくらいが一般的かをご覧ください。
退去前準備1: 「物件のクリーニング」――契約上「professional cleaning(プロフェッショナル清掃)」が義務付けられている場合があります。RRA施行後は条件が緩和されましたが、入居時と同等のきれいさで返却する義務はあります。専門業者依頼の場合、2ベッドルーム£250〜£400程度が目安です。
退去前準備2: 「修繕・原状回復」――入居中に発生したテナント側責任の損傷(壁の穴、家具の破損、鍵の紛失等)は、テナントが修繕費用を負担します。fair wear and tear(通常使用による経年劣化)は対象外です。
退去前準備3: 「メーターの読み取り」――電気・ガス・水道のメーター値を写真撮影し、退去日に各事業者に連絡して名義変更・最終請求を依頼します。Council Tax、Wi-Fi、TV Licenseの解約も忘れずに。
退去前準備4: 「郵便物の転送設定」――Royal Mailの「Redirection Service」(年£70〜£100程度)で、新住所に郵便物を転送できます。重要書類(銀行、HMRC、保険等)の住所変更も並行して行います。
Check-out・デポジット返金・鍵返却
Check-out inspection(退去立ち会い): 退去日に第三者業者または大家が物件状態を確認し、入居時のinventoryと比較します。立ち会って気になる箇所を一緒に確認すると、後日の精算トラブルを避けられます。
デポジット返金: 退去後10〜14営業日以内に、大家・エージェントから精算書(deduction breakdown)が送られます。減額に異議がある場合は、保護スキームのADRに無料申し立てが可能です。返金ルールの詳細はロンドンのデポジット返金ルール完全解説をご覧ください。
鍵の返却: 玄関、共用エントランス、メールボックス、駐車場、Concierge発行の通行証など、すべての鍵・カードを返却します。紛失した場合、鍵交換費用がデポジットから差し引かれます。
JSLAの管理物件では、退去手続きを日本語でサポートし、check-out inspectionの立ち会い・デポジット精算交渉までお手伝いしています。
よくあるご質問はこちら:https://japansla.com/faq
